今・・なぜ里山福祉なのでしょうか。
　本邦の風土には、古来の仕来りや習わしによる‘暮らし’がありました、
　私たちは、仮に‘里山の文化’と呼び、地域社会自体には、里山文化を重層的に保持しているという立場をとることとしました。
　その理由は、簡単にコミュニティという用語を使用しすぎると考えてきたからです。
　合わせて、地域福祉という用語に対しても過度に期待され過ぎていると認識したからです。
　このような枠組みで、‘里山’という用語について次の三点から検討してみたいと思います。