里山福祉研究会の紹介

 里山福祉研究会では、里山・里海の暮らしや活動は、人間生活の原点だと考えて、地域福祉の新しいステージとして研究に取り組むものです。
 それは、地域共生社会構築のためには、‘食の文化’や‘農林水産の生業’や‘福祉’を連携させていくことで、暮らしそのものの素朴な形態を研究していきます。あわせて、都会では‘下町福祉’と言い換えて説明しています。
 例えば、高齢者の介護予防や健康寿命を食と農と福祉の視点から検討することや、子育て環境に食育の視点から検討することや、障碍者の地域生活や就労支援を検討していきます。横断的な課題として、‘生活困窮者自立支援’について、ユニバーサルな視点から検討していきます。
 あわせて、寄付文化についても活動の財源として取りくみます。
 具体的な、取り組みとして、機関誌発行・ホームページ作成をしていきます。
 また、青森里山福祉研究会を進めながら、広島支部の活動へと展開していく予定です。
 事務局には、特定非営利活動法人地域福祉研究室pipi高橋事務局長があたり、青森県では、特定非営利活動法人‘三本の木フレンド’の林悦子理事長があたります。林氏は‘おやさいの集会所’で就労支援事業を経営しています。
 また、本会の顧問として、青森県おいらせ町の社会福祉法人誠友会の苫米地理事長(あぐりの里経営)と、広島県庄原市の社会福祉法人優輝福祉会の熊原保理事長に依頼しました。
 本会の代表である渡邉洋一(元・青森県立保健大学大学院教授・農林水産省所管‘地域における食と農と福祉の連携に関する事例検討委員会の座長’他)が本会の事業を啓発するために、研修会講師や講演やワークショップを担当します。