食環境難民(渡邉洋一)

Posted カテゴリー: 渡邉ノート

 渡邉洋一の造語ですが、‘食環境難民’という問題意識を提起します。  食環境とは、本物の食を日常的に獲得できることを可能とする環境としました。  例えば、ホームレスや貧困児童など食そのものの経済的な環境だけではなく、富裕層にあっても、美食に走り偏食によって、本物の食を取れていないことも食環境難民です。  このように、‘食育’の視点から、ひろく食環境を考えてみたいと思います。  医食同源といわれます […]

寄付文化の醸成と、里山福祉の研究(渡邉洋一)

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 地域福祉は、地域社会で‘安心して日々の生活を重ねていく’ことであり、生き甲斐を持ち、隣り近所で役割を果たし合うことから、創られる‘安寧な暮らし’のことです。  もちろん、必要があれば、公的に支援を受けることができます。  その意味では、自分や家族の生活には、自己責任が第一にあり、公的援助は必要に応じて受けることとなります。  寄付文化は、税を第一の責任としますが、安心を創り出す「地域の基金」のこ […]

里山福祉(食と農と福祉の連携)を考える(渡邉洋一)

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 地域における食と農と福祉の連携に関する実践事例検討会(農水省所管)報告書  平成26年度に地域における食と農と福祉の連携に対する実態調査業検討委員会では平成27年3月末に報告書が公表しています。  この委員会の目的は、既存の農業政策や福祉政策における課題を改革する方向を模索することでした。  具体的には、農山漁村地域が培ってきた集落の暮らし(食の文化と農の文化の融合による素朴な暮らし)を地域福祉 […]